日本人として、欧州車がカッコイイ、とは言いたくないタイプのワタクシ… 最近は日本車もデザインがカッコよくなったとはいえ、擁護出来ないのは、ナンバープレートの形状。
同じ日産のジュークでも、欧州ナンバープレート車は、なぜか日本のジュークよりもカッコよくスポーティーに見えちまう… 日本の縦に大きいナンバープレートは、見た目に出っ歯でダサいだけでなく、空気抵抗的にも良くなさそうですし、なにより、インタークーラーやラジエター位置にかぶりやすく、そのために冷却効果が落ちてしまうこともあり、昔から、ドレスアップだけでなく、スポーツカーユーザーにとってもナンバーオフセットは、定番アイテムでした。
そんなナンバープレートをどぎゃんかせんといかんばい!というのが今回紹介する当社の隠れた名品。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/exterior/ext_nunberstay
説明不要の世界的スターであり、アイデアマンでもある、URASを率いるのむけん社長さまのアイデアでした。
http://www.uras.co.jp/Shop/html/index.php
エアロを製造販売しているURASさまでは、お客様にバンパー交換した際にナンバー装着をスムーズにしてあげたいということで、共同開発の依頼を頂きました。通常、エアロバンパーには、ナンバー装着スペースが設けておられないため、適当に加工して装着が普通でした。そこに一石を投じた商品。
URAS様の商品名は、「ユニバー猿ナンバーステー」です! ドリフト業界で大人気のエアロを提供するURASさまではロングセラーアイテム。
ただ、当社はエアロを販売しておりません。しかも、時代の流れでドレスアップでも「エアロレス」というブームまで出てきたため、売れ行きが落ち始めたのです。そんなとき、開発会議で出たのが、「これに一つステーを加えて、純正ナンバープレートのオフセットステーとして販売しよう!」というアイデア。
正直、よく見にするのは自作品やステンレスのピカピカに光ったものが多く、しかも角度は調整出来ても、高さ調整が無いものが多かったのです。当社製はシックなマットブラック仕上げで、調整範囲の多いものということで差別化ができるだろうと販売をはじめました。
ステーが一つ増えたという意味で、+1という名称にしました。
URAS様と共同販売しているステーに加えて、下に追加されたステーがあります。これが+1で、コレがあることで、純正ナンバープレート穴にボルトオン装着できるようになっています。
今日はジムニーJB23でやってみましょう。ちなみに私はシルクロードでは珍しく、車に興味が無く、異業種からやってきた営業マン。スペアタイヤ交換で、プチパニックになるレベルです(苦笑)
蛇足ですが、このノーマルJB23には、当社のアンダーガードが装着されています。こちらも絶賛発売中。
さて、まずは、ナンバーの2本のボルトをはずします。
一瞬ではずせます。
そこにこの+1ステーを装着します。
そして本体を装着するだけ。正直、死ぬほど簡単です。ただし、分かりやすくするためにステーと本体バラバラに装着しましたが、先にステーに本体をくっつけておくほうが楽です。
ジムニーなので、まず上にオフセットしてみました。結構上がっています。なお、スライド式なので、このマックス上げから下方向に数センチ、調整シロがあります。
しかも、斜めの角度にオフセット出来るんです!カッコいいでしょ!
良くある市販品やDIY製と違って、電着塗装の黒ですから、後付感が無く、シックで、私のようなオジサンも恥ずかしくありません。電着塗装は、メッキの黒バージョンといっても差し支えない強度、傷に強く、多少のことではがれてくることはありません。
高さや角度を決めたら、六角レンチで横から締め上げれば終了。私でさえ、ここまでで10分程度。あ、こういうレンチ等は事前に用意しておいてください。百円ショップでも売っている程度のもので十分。
上下さかさまなど、組み合わせによってはこんなことも可能。流石にこれはやりすぎて、ベースステーが見えちゃいましたが(笑)
とんでもなく下がりました。
結構いいかも。ローダウンしたときに、視覚効果が発生して、車体が低く見えます。もちろん、リフトアップなどの車ならば、先ほどやった上へのオフセットが効果的。位置も角度も調整できるのが楽しい。
多少ですが、スポーツカーなら空気の導入口を避けることもできる可能性があります。また、角度も少し斜めに向いているほうが、わずかでも空気抵抗が良くなったようにも見えます。特に流線型のスポーツカーで、空気抵抗も考えられているようなフォルムなのに、ナンバーだけが垂直にデーンと構えて、「がっつり抵抗してやるぜ」的なオーラがでていると、美女のノドに長い毛が生えているのを発見したようなザンネンな気持ちになります(個人的にノドの毛は好きなんですが)
最後に、分かりやすくするために通常の状態とアップした状態の比較を掲載しておきます。
改めて随分印象が変わることがわかりますね。
各パーツをご紹介。このベースステーに対して…
この+1ステーだと、今回のようなノーマルバンパー車のナンバーベースにほとんど装着可能。
そして、こちらを使えばエアロバンパーに装着したり、バンパーの場所に任意で穴をあけて装着できます。
サービスナットボルトも付属しています。ご自由にお使いください。
そうそう、ナンバーの取り付けにおいては、ちゃんとルールを守ることは大切です。この数年で改定されました。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk6_000020.html
読めば分かりますが、明確なルールが提示されているので、逆にありがたいですね。何がなんでもダメ、ではなく、ちゃんと調整できる余地があります。
いよいよ、新型ジムニーもやってきました。次回は、このナンバーステーを新型ジムニーに装着してアップします。それ以降も、随時、S660、スーパーキャリー、スイフトなど、手当たり次第に装着してアップしていきます。やっぱり取り付けた画像がないと、ピンときませんからね。
この高級グレードの新型ジムニーでは、車高を弄ったときの光軸調整ステー(AFSステー)、ラテラルロッド、スプリングではなく、スペーサー式のリフトアップキットといったハードパーツの開発に入ります。
同時に明日から車検対応(継続車検)の9mmオーバーフェンダーを開発する車両がいよいよ入庫します!
すでに有名ショップやメーカーから、様々なジムニーのオーバーフェンダーが提案されているようです。市場の予想通り、ベンツGクラスを彷彿させるようなワイルドなやつもカッコイイ予想画像が上がっていました。
ただ、当社はエアロや外装を作るデザイン系の会社ではありません。必要な機能性があるものを作ることが基本です。
今回もフェンダーを作るのはアルトワークス同様、従来のジムニーなどの豊富にあるホイルをはめると、新型では数ミリはみ出す、という情報があったからです。また車の走行性能を上げるという意味で、ほんの少しワイドにする、ということも重要。
ナンバーステーだって同じです。欧州車用の横長形状は、空気抵抗も薄く、冷却機能への妨げも最小限。それに比べて問題が出る日本のプレートを、法的に問題なくどう料理するか、と言う意味では機能性部品。
専門性というのは大事で、エアロを制作されてきたところは、色んなトライアンドエラーが蓄積されていて、お客様の流行の先どりも含めて、私たちが付け焼刃でやっても敵うわけも無いジャンル。
逆に当社はラリー、ダートトライアルから始まり、ハードパーツを40年以上にわたってきて製造販売してきた実績があります。そちらに関する様々な知識や技術を活かした商品こそ、当社の強み。とはいえ、やはりアフターパーツ業界において、外装というのは花形。装着したエアロを見れば、「〇〇さんのブランドだ!」とわかりますし、イベントやショーでも華やか。当社はアームやサスペンションといった表からは見えない商品が大半。やはり、本音を言えば、ちょっと位は外装に関わりたい、という気持ちもあるんです。そんなスケベ根性がほんのりにじんだ当社のナンバーステー、是非、お買い求めください。
実際、車にあまり興味の無い私も、この商品の取り付け撮影は、楽しかったです、車弄りの原点的な商品ですね。新型にも装着してすぐにアップしま~す。
今日スズキから納期の連絡がありました!
結局は増産してもちょっと早くなるかならないかの来年の夏…
当初からの一年待ちは変わってませんでしたσ(^_^;)
ジムニーは前後オーバーフェンダーを繋ぐサイドステップも必要です!
早く製品化された物を見てみたいです!
セットで四万円以下だと嬉しいなぁ(*^_^*)
ヒキさま
増産あっても一年待ち…
恐ろしいほどの人気ですね!
待ちきれない気持ちはあるけれど、パーツが出揃う時期でもあるから、ゆっくり今から装着するパーツを吟味できますねー
ううー、値段はちょっと予想されているあたりは難しいかも。すでに、工場と打ち合わせスタートしているのですが、フェンダーセットはアルトワークスと同じあたりになるかも。
サイドステップが必要だというご意見は非常に参考になります!
もう10月ですから、なんとか2ヶ月後にはサンプルを披露させていただければも思います!
拝読ありがとうございます(^o^)
ありがとうございます!近所のスリーアップさんに聞いてみますね!
いつも楽しくブログを読ませていただいています。(特にスリーアップさん訪問ネタ)
かりーんさま
ええっッ!?ご近所なんですか!
びっくり…
ジムニーのパーツ開発を薦めてくれたのはスリーアップさんでした。
このブログを書くきっかけもスリーアップさん。
サーキットか、釣りで不在な場合があるので、事前連絡がベストだと思います~
読んでいただいて本当に感謝です!
こんにちは!これはどこから買えますか?ご教示頂けますと幸いです。
かりーん様
お問い合わせありがとうございます!
当社はウェブでの直販をしておらず、こちらからお問い合わせいただければ、購入方法をご案内させていただきます。
(ウェブ直販は現在準備中です)
http://silkroad-jp.com/portfolio-2-2/contact
オートバックス様で、取り寄せも可能です。
また、当社のお付き合いのあるショップ様のリストもあります。こちらからも購入可能です。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2-2/salesagent
私自身、アマゾンなどをよく利用するくせに、自社製品の購入が不便だなということを感じています。
大変お手数おかけましますが、根気良くお付き合いいただけると助かります。
なお、ご注文の際は、「ユニバーサルナンバーステー」に加えて、+1(プラスワン)とご指名ください。+1が抜けると、通常のエアロなどにとりつける加工タイプになってしまいます。
お問い合わせ、本当にありがとうございました!このブログに反応いただけたということで、嬉しいです!